第50回山口ギターコンクール結果発表

 開催概要 
日時: 2022年8月20日(土)
会場:下関市生涯学習プラザ 風のホール
開催部門:シニア部門、学生部門(小学2年生以下部門、小学3・4年生部門、小学5・6年生部門、中学生部門、高校・大学生部門)、アンサンブル部門、一般部門(初級部門、中級部門、上級部門)、グランプリ部門
審査員: 小暮浩史(50回記念ゲスト審査員)、橋口武史(ゲスト審査員)、中野義久、上西達也、、塩田万希世(以上協会役員、ギタリスト)、児島まさ子(ヴァイオリニスト)水谷明仁(声楽家)、竹内典子(マリンバ奏者)、山根浩志(ピアニスト)


各部門審査結果
◆シニア部門
金賞:西畑悟(香川)
   パッサカリア HWV432 / G.F.ヘンデル(M.ヘーゲル編)
銀賞:藤森英哉(北海道)
   スペイン舞曲第5番アンダルーサ / E.グラナドス
銅賞:高橋政一(兵庫)
   シンプリシタス / J.イルマル
銅賞:高橋通康(大阪)
   南米風前奏曲第5番タンボリーレス / A.カルレバーロ

◆学生部門
小学2年生以下部門》
金賞:石井大則(大分)
   アンダンテ イ短調 Op.241 / F.カルリ

小学3・4年生部門
金賞:中袴田連(福岡)
   アンダンテ グラジオーソ / F.カルリ

小学5・6年生部門》
金賞:松木大青(福岡)
   ワルツOp.8-4 / A.バリオス
銀賞;大槻源太(山口)
   ひな菊 / M.S.プラッテン
銅賞:石井円華(大分)
   ワルツ Op.32-6 / F.ソル

中学生部門
金賞:青木馨(福岡)
   ワルツOp.8 No.3 / A.バリオス
銀賞:宮﨑幸恒(福岡)
    鐘の響 / J.ペルナンブコ
銅賞:水草寿太(福岡)
   エチュードOp.35 より第22番「月光」/ F.ソル
銅賞:太田蒼裕(福岡)
    嬉遊曲 / F.カルリ

高校生部門
金賞:該当者なし
銀賞:小山田りか(大分)
   小さなロマンス / L.ワルカー

《大学生部門》
参加者なし

シニア部門と学生部門の受賞者

◆アンサンブル部門
金賞:飛んで山口(山口)/ 河本穣也、堀川裕気、佐藤なぎさ、吉原百香
    ”シャボン玉”変奏曲 / 藤井敬吾
銀賞:大分県立日田三隈高等学校ギター・マンドリン部(大分)/ 美野若葉、渡辺愛華
    ロンド/ F.カルリ

◆一般部門
《初級》
金賞:江口力(広島)
   ロマンス・ホ短調 / J.K.メルツ
銀賞:土肥加代み(福岡)
   アレグレット・ニ長調 / F.カルリ
銀賞:寺本和弘(福岡)
   金鳳花ワルツ / O.ビックフォード
銅賞:此本聖愛徠(大分)
   金鳳花ワルツ / O.ビックフォード

《中級》
金賞:金子智治(山口)
   小さなロマンス / L.ワルカー
銀賞:佐藤なぎさ(山口)
   ラグリマ / F.タレガ
銀賞:藤由誓矢(福岡)
   エチュードOp.35より第22番「月光」/ F.ソル
銅賞:河本穣也(東京)
   小さなロマンス / L.ワルカー
銅賞:高嵜真理(福岡)
   小さなロマンス / L.ワルカー

《上級》
金賞:該当者なし
銀賞:大濱高佳(岡山)
   ソナタ・ハ長調Op.15~第一楽章
銅賞:安部晴美(広島)
   スペインのフォリアによる変奏曲

◆グランプリ部門
《予選通過者》
岩﨑美保
松田悠真
神田陽
坂上颯亮
《本選》
第1位:坂上颯亮(奈良)
    セビーリャ / I.アルベニス
第2位:松田悠真(福岡)
   「主題、変奏と終曲」/ M.M.ポンセ
第3位:岩﨑美保(埼玉)
    さくらの主題による変奏曲 /横尾幸弘
第3位:神田陽(大阪)
   「オリシャスの祭礼」~Ⅱ.Danza de las diosas negras

◇聴衆賞
坂上颯亮(奈良)
※聴衆賞は、当日会場でグランプリ部門本選の演奏を全て聴いた観客の投票によって、本選出場者から1名選出されます。

アンサンブル部門、一般会員、グランプリ部門の受賞者

グランプリ部門第1位 坂上颯亮さん
グランプリ部門第2位 松田悠真さん 
グランプリ部門第3位 岩﨑美保さん
グランプリ部門第3位 神田陽さん

第50回山口ギターコンクールに寄せて
山口県ギター音楽協会 会長 中野義久

 今年も無事終了することができました。参加の皆さん・審査員の皆さん・スタッフの皆さんに心より感謝いたします。
 今回もハイレベルな演奏が繰り広げられ、特に「グランプリ部門」は名演奏の連続でした。皆さん、全国どこのコンクールで演奏されても十分通用するレベルであったと思います。素晴らしい!!
 「シニア部門」の皆さんの演奏では、ギターに対する愛情と真摯に音楽に向かう姿勢がうかがわれて、胸が熱くなりました。他部門の皆さんも、行動制限でさまざま制約のある中コツコツと練習を積まれたんだろうなあ・・という事がひしひしと感じられました。
 実演とは、演奏者と審査員・聴衆の間の触れ合いといいますかエネルギー交換といいますか、一期一会の出会いです。小さなミスなど気にせず、参加の皆さんの渾身の情熱を傾けた演奏に次回も出会いたいと思いますし、そのためのサポートを関係者一同できたならば幸いです。
 またの参加をお待ちしております。

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